公認会計士のメリット

公認会計士のメリット

前回の記事でも書きましたが、公認会計士という資格にはたくさんのメリットがあります。また、公認会計士試験にも多くの特徴的な点があるのでそれについて説明します。

とりあえず3つに絞ります。

社会的信用が高い

公認会計士という資格は、日本で認められている資格の中でも、医師国家試験、司法試験と並び日本三大難関資格として認めれていることもあり、その社会的信用は絶大です。

公認会計士は、特に東京では資格としての知名度もあります。

登録すれば金融機関からの信用も絶大で、公認会計士として登録していれば、通常は1つしか組めない銀行の住宅ローン(フラット35ではない)を同時に2つ組めたりします。

公認会計士は、公務員等と同じ最上位のカテゴリーとして扱う金融機関も多いです。(銀行の住宅ローン担当者に直接確認済み)

銀行から認められた状態で、超低金利(0.5%等)の住宅ローンを利用してマンションを複数購入して蓄財することも可能です。

収入の安定感が非常に高い

公認会計士という資格を取得した場合、多くの合格者はとりあえず監査法人という組織で仕事をすることが多いです。

監査法人1年目の年収が500万前後。20歳でも50歳でも1年目は500万です。
これが、公認会計士の最低年収ということになります。
監査法人の場合、5~10年で年収1000万前後に到達するのではないでしょうか。ただ、残業をめちゃくちゃするんですけど(笑)

そして、転職してもこの最低年収を下回ることは少ないでしょう。

一般企業へ就職した場合は企業ごとに異なりますが、経験により概ね600~1200万のレンジだと思われます。

理由は、公認会計士を必要とする企業は、上場企業、大企業や上場を目指しているベンチャー企業などであり、一般的な中小企業より給与水準が高いことがあります。

また、監査法人にて非常勤で勤務する場合、大手監査法人で5年程度の経験があれば日当が5万円と、独立しても最低限の収入が確保できるのも魅力です。この日当5万円というのは一般的なものであり、特に高い訳ではないです。

転職が自由

公認会計士になれば、もう、嫌いな上司、ブラック企業、パワハラセクハラに付き合う必要はなくなります。

前節でも書いたように、公認会計士は転職しても給料が減らないばかりか、転職者の70%は給料が増えているそうです。

また、転職先が大企業であることから、会計・監査対応・経営企画など、公認会計士と関連がある業務に就くことでキャリアも継続します。

公認会計士の中には、監査法人の非常勤として繁忙期に3ヶ月だけ働いて500万ほど稼ぎ、残りの9ヶ月は海外で暮らす人もいると聞いたことがあります。

この経済的な自由からくる人生選択の自由度の高さが、公認会計士の魅力の一つと言えるでしょう。